Windows から Mac に乗り換えて約1年半。
Mac は非常に快適で Windows と比べると圧倒的に安定している。日頃のメンテナンスは定期的に OnyX を使って起動ディスクのチェック。
メンテナンスと言えば Windows ではデフラグが必須だけど、Mac では不要とのことでデフラグソフト自体少ない。必要ないとは言われてるけど、元々 Windows 使いとしてはやはりディスクのデフラグをしたくなる。データが増えてディスクの空き容量が減ってくるとデフラグしないよりはした方が良いとの報告もあるからデフラグも含めて本格的にメンテナンスしてやろうと思って Drive Genius 2 を購入。
これが後で大変な事態になろうとは・・・。
Drive Geniusの起動ディスクから起動してまずは MacBook 起動ディスクのエラーチェック(メニューではスキャン)。
ディスクには問題なかったのでデフラグを実行前にベンチマークを実行してみる。
メモリが4Gでディスクも交換してるから標準より良い結果!
さらに良くなる事を願いつつデフラグ実行。
実行時に「データが壊れるかもしれないからバックアップしとけよ」とメッセージが表示されるけど日頃 TimeMachine でバックアップされてるから特にバックアップせず続行。
大分時間が掛かったけどデフラグは正常に終了。
再度ベンチマークを実行しようとベンチマークメニューへ移動したときに何故かディスクアクセスでエラー発生・・・。
嫌な予感・・・
Drive Genius を終了して再起動してみる。
・・・が、起動時のアップルマークの画面の次に画面が黒くなって電源が落ちる・・・。
起動すらしねーのかよ・・・
とりあえず MacBook のインストールディスクから起動(C のキーを押しながら MacBook の電源を入れ直ぐにインストールディスクを挿入)してディスクユーティリティにてディスクの検証をしてみるが、ブロックカウントが正しくないと検証に失敗。
ディスクの検証、修復すら出来ない状態。
OS 標準のユーティリティでダメなら壊した犯人の Drive Genius が直せるだろうと Drive Genius の修復を実行してみるが、こちらも同じようなエラーで修復不能。
やばい・・・
最悪状態じゃん・・・
デフラグなど余計な事やるんじゃなかった・・・
とにかく復旧したかったからドライブ修復ソフトを探したところ、ディスクウォーリア 4.1が修復率が高いらしいので即購入。
ディスクウォーリアのディスクから起動して修復(再構築)を開始。
一度目は失敗したと再構築中に中断。
二度目を実行したがまた失敗と中断。
懲りずに再度実行したら再構築自体は完了。
結果を見ると大量のファイルやフォルダを修復したことが報告されている・・・
かなーりデータが壊されたらしい。
幸い壊れて修復出来なかったデータは報告されてないので良かったのかも。
再起動で MacBook の起動ディスクから起動みる。
見慣れたログイン画面が表示され、正常にログインが出来た!
しかーし、よく見ると常駐プログラムがいくつか起動していないじゃんか。
アプリケーションフォルダを見てみると、ファイル名が化けていて拡張子が .app ではなくなってるよ・・・。
それら全てを正しいファイル名に修正して実行確認。
ほとんど起動出来たけど、幾つか起動出来ず。
パッケージの内容を表示してみるとファイル名が化けているファイルが存在。
分かる範囲で修正するも、元々のファイル名が分からないのは修正出来るわけがなくどうにもできない状態。
TimeMachine から復旧しようと TimeMachine に入ったところ、最近のバックアップが無い・・・
どうやら、ディスクが一杯でバックアップが出来てなかった模様
・・・
とりあえず音楽や写真、ドキュメントなどは壊れてないので最悪の事態は回避できた。
しかし、標準アプリケーション(iCalなど)が幾つか起動しないから OS の再インストールしないとダメっぽい。
メンテナンスでデータを扱う時はバックアップすべきと再認識させられた・・・
今更ながらだが、ドライブ自体のバックアップを取っておく。
- 外付けディスクを接続
- MacBook のインストールディスクを挿入
- MacBook を再起動
- 起動するまで C キーを押す
- 起動したら言語を選択
- インストールメニューが表示されるが無視してメニューからディスクユーティリティを実行
- MacBook の起動ディスクを選択して新規イメージを作成
- 出力先は接続した外付けディスクにしてイメージフォーマットは「読み出し/書き込み」で保存。
大分時間が掛かるので寝る前などに実行して放置した方がよい。
出来るだけ早めにOSの再インストール、データ移行をやらないと。
Mac に乗り換えてから初のトラブル。
こうやってちょっとずつ Mac 使いになってゆくと思えば・・・。
ディスクウォーリア君に感謝!
※今回購入時はVer4.1です。
2008/10/14以降に発売されたMacではディスクウォーリアのディスクから起動出来ませんとの注意書きがありました。
対応しているかどうかはメーカーサイトにて確認した方が良いです。
http://www.senko-corp.co.jp/alsoft/DiskWarrior4.htm
こんんちは。私はMacPro OSX10.6.3で利用しているものですが、DriveGenius2で同じ事が起こりました。デフラグを実行すると最後までいくのですが黄色のcaution!マークが出て、「修復する必要があるかもしれません」とのメッセージ。なので修復を実行したらこれまた最後までいくも再起動したら画面に進入禁止マークが。システム環境から起動ディスクを選択しようとしても他の増設ディスクのアイコンは表示されているものの、対象ディスクのアイコンは表示されない状態に。最悪でした。テックツールプロやMacのディスクユーティリティで検証しても、中身のデータ自体は存在するのですがどうやらアクセス権の箇所が壊されるみたいです。私の場合はディスクユーティリティで消去をかけると元通りディスクは使えるようになったので、データレスキューで復旧をかけ、なんとか切り抜けましたが、その日はその分、仕事が完徹になってしまい大損害でした。ちゃんと検証してから販売してもらいたいですよね。Mac愛用者様のご参考になればと。2010年4月現在。